HPのZ220は扱いやすい

ちょっと久々にZ220を触ります。

ワークステーションを改造して自家用にする時、初めての人は「専用設計が多い」という問題にあたると思います。

・マザーボードが専用品
・電源ユニットが専用品
・コネクタ類が専用品

等、様々です。
なので、マザボや電源等根っこの部分は手を付けず、付けるだけで動くパーツを取り付けるだけに留めるのが吉です。

そうなると、その根っこの部分が優れてるものを選びたい所ですが、製品によっては電源の容量が小さくグラボの追加が難しかったり、構成を変えるとエラーを吐くようになったり、そもそも追加パーツを認識しなかったりします。

↓Lenovo ThinkStation E30 電源の容量が小さく、グラボ等の追加が厳しい。

↓DELL T3600 ファンコネクタが挿さっていないエラー、電源ユニットのサポート範囲外のユニット(グラボ)が取り付けられているという旨のアラート表示。
F1押しで正常に起動することは出来るが、このアラートは毎回表示され、消すにはファンコネクタを挿す(これまた専用コネクタ)、ローパワーのグラボにするか電源を交換(これも専用品)するなどの根本的解決が必要。

いざ使おうとするとこのような煩わしい問題が頻出するのがワークステーションです。

自分も特に詳しいというわけではありませんが、触ってきた中だとHPのワークステーションは面倒事が少なく、取り回しも良いかなと思っています。
特にZ220、Z230あたりはsandy世代~のXeonで安価で性能も良く、自分も好んで触ります。

これが今回触るZ220

・全体的にガッシリした作り
・400W電源で6ピンの補助電源も1本あり、この6pin1本で足りるようなグラボなら取り付けても問題ない。
・3.5インチHDD×3、2.5インチSSD×2スロットあり、どちらもドライバーなしで簡単に着脱可能。
・構成を変えても妙なアラートは出にくい。

と、ベースにするには扱いやすいです。

今回の個体は…

Xeon E3-1270v2
Quadro 2000
DDR3-1600のECCメモリ4GB*2

が残っていました。

CPUはi7-3770相当で優秀なのでこのまま使用
グラボは取り外してGTX760に換装
メモリは同じメモリを2本持っていたので追加して16GBに
ストレージは150GBのSSDと2TBのHDD
OSはWin11を先日の方法でインストール(前世のWin7の認証が生きてて嬉しい)

とします。

このGTX760は補助電源が6pin2発必要なため、変換コネクタでSATA電源より1本拝借してます(あまりよろしくはない

これでそれなりに動くPCとして使えます。

今回(も)グラボケチってますが、このCPUならGTX1060、1650、1660あたりならそんなにグラボの足を引っ張らずにすむと思います。
それ以上は性能的にも電源の制約的にも厳しそうです。

今回はこういう遊び方もあるよというお話でした。


夕飯は麻婆丼とサラダにしました。

昨日の炊飯ポカの為、ご飯の出来を誤魔化しやすい丼ものを…

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