カップ式自動販売機

高速のSA等でおなじみ「ミル挽き珈琲」が話題になっていたので、昔語りを含めて「カップ式自動販売機」についてのお話。

自分は以前、自動販売機を扱う会社に勤めていたので、少々心得があります。

これは昔自分が担当していた自販機ですが、この間見に行ったらまだ置いてありました。

大体他の商品より10円程度高く設定されているコーヒーがレギュラーコーヒーになります。
レギュラーコーヒーは注文後その場でドリップするため、淹れたてのコーヒーが味わえます。
逆に、エクセラ等のコーヒーはインスタントタイプになります。
このレギュラーコーヒーですが、粉から抽出するタイプと豆から挽くタイプがあり、「ミル挽き珈琲」は文字通り豆をその場でゴリゴリします。
挽きたてを飲めるというのは大きなメリットなんですが…機械が追加で増えるわけで、整備する側から見るとメンテも増えるし故障率も上がってあんまり好きではないですw
それでいて原料の価格は粉も豆も同じ…だったはずだし、更に実際の売値は粉も豆も同じ設定でしたので、買う側からすれば得しか有りません。
自分の務めてた会社は2割り程度がこのミル挽きタイプだったかな?
勤めてる会社に置いてある自販機がこのタイプの人はラッキーですわよ!
設置も維持もコストがかかるのに特別POP等も殆ど使わなかったので、もっと宣伝すればいいのになーって思ったりしてました。実際美味いですしね。

…とはいえ、実際ミルの故障は殆ど無かったですね。
それよりも抽出機の故障が多くて参りました。夏場以外は故障原因のトップだった気がします。

お湯が漏ったり、ドリップペーパーの送りが上手く行かなかったり…

ちなみに夏場は製氷機がぶっちぎりで壊れます。

懐かしい話題でした。

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